1960年代といえば、ビートルズやボブ・ディランの時代。
そしてまた、世界では学生運動やベトナム戦争が起こり、
同時に平和や自由を願う時代でした。
そんな時代に建設されたのがレッドライン。
岩を爆破させてトンネルを作る技術が1950年代から進歩し、
またストックホルムは良質な硬い岩に恵まれていたため、
より深い地下での作業が可能になりました。
以前より早く、そして交通や市民の生活に支障をきたすことなく、
地下鉄の建設が進みました。
1960年代に作られた地下鉄はほとんどが地下に建設されました。
削られた岩肌はコンクリートで覆われ、そこにできた四角い箱の空間が駅になります。
コンクリートには以前に使われた『バスルーム 』タイルの代わりに、
ほとんどの駅では長方形のアーストーン(自然に使われている色)
のタイルが使われました。
この時代の多くの駅では建設の最初からアートが組み込まれたました。
数々の駅でコンペが開催され、完全な駅の形をデザインするものもありました。
1960年代の典型と言える駅は
レッドラインのÖstermalmstorg駅、Mariatorget駅、Hornstull駅、Mälarhöjden駅、Zinkensdamm駅、Aspudden駅。
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