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コンクリートで岩肌を覆う代わりに、
1970年代ではコンクリートのスプレーを7-8センチの厚さになるように吹き付け、
岩肌を覆う方法がとられました。
この方法によって、削られた岩の形がそのまま見えるため、
駅に立つとまるで洞窟の中にいるかのような雰囲気ができあがります。
一番最初にこの方法がとられたのはレッドラインのMasmo

以前の方法よりかなり安く建設できるようになり、
余った費用を駅全体のデザインにまわせるようになりました。
しかし、この洞窟のような駅(cave station)に対しては賛否両論で、
反対派は洞窟が地下世界や、地獄など恐ろしい物を想像させる、と反対しました。
このため、初期の頃に建設された駅の天井や壁には、
色のついた金属格子が敷かれ岩壁を隠すような構造になっています。
レッドラインのMasmo駅Stadion駅Tekniska högskolan駅がその代表例。
写真はTekniska駅です。天井にフェンスが張られているのがわかりますね。



しかし、ブルーラインが建設される時には、人々の考え方も変わり
その岩肌をそのままの形で見せようということになりました。

世界のどこに行っても洞窟のような地下鉄はない。
だからストックホルムの地下鉄は特別なんだ、と。

1970年代の駅の典型はアーティストと建築家、エンジニアが長い期間、
協力しながら制作したもので、個々のアートとしてではなく
空間全体が一体となってデザインされています。

その他の1970年代の駅は
ブルーラインのRådhuset駅Kungsträdgården駅Solna centrum駅
Näckrosen駅Rinkeby駅Tensta駅
レッドラインのAlby駅Bergshamra駅
どの駅も迫力満点で特におすすめの駅です。
GALLERYからもご覧下さい。

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